LANケーブルのカテゴリ

LANケーブルには、伝送速度等に応じて、現在では主にCAT5〜CAT6Aまでのカテゴリが存在する。

・CAT5
100BASE-T(最大100Mbpsで通信が可能)まで対応。
伝送周波数帯域は100MHz。
現在ではほとんど販売されていない。

・CAT5e
1000BASE-T(最大1Gbpsで通信が可能)まで対応。
伝送周波数帯域は100MHz。
一般家庭やそれに準ずる規模の企業での使用に適した、最も一般的な規格。

・CAT6
1000BASE-TX(最大1Gbpsで通信が可能)まで対応。
伝送周波数帯域は250MHz。
CAT5/5eに比べて信号の減衰率が低い。

・CAT6A
10G-BASE-T(最大10Gbpsで通信が可能)まで対応。
伝送周波数帯域は500MHz。
10G-BASE-Tの性能を十分に発揮できるものとして策定された規格。

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LANケーブルの構造

LANケーブルはツイストペアケーブル ― 撚(よ)り対線― という構造がメジャーとなっている。
ノイズ除去に優れた構造と言われる。

2本1組のケーブルを撚る(ツイストする)ことで、信号の行きと戻りを逆構造としている。
各々の撚りの中を貫通する磁束が、交互に逆向きとなるため、ノイズを効率よく打ち消し、また発生を防ぐことができる。

但し同一ケーブルにおける他のペア線同士で、ピッチ(1つの撚りの長さのこと)の間隔を等しくしてしまうと、ノイズ除去の効果が薄れる。
同一ケーブル内のペア線間では、ピッチの長さは異なる値とした方が良い。

posted by へっぽ at 11:24 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WebDAV

WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)は、Webサーバに対してファイル操作を行うためのプロトコル。
HTTPを拡張して作られている。

HTTPの拡張なので、ProxyやSSLなどがそのまま使えることが特長。
但し誰でもアクセスできると困るので、ユーザ認証を行うよう設定するのが一般的である。

使用するにはサーバ側とクライアント側が双方対応している必要があるが、
サーバはIISやApacheなど主要なソフトウェアは大抵対応している。
クライアントもWindowsは標準対応である。

posted by へっぽ at 09:43 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MPLS

MPLS(Multi-Protocol Label Switching)は、ラベルという識別子を利用することで、IPアドレスに依存しないルーティングを行うパケット転送技術である。
元々はラベルのみを見たルーティングを行い、ルータの負荷を軽減した高速通信を目指したものである。
現在ではルータの高性能化により、高速通信という目的は薄れ、ラベルによってパケットに明確な道筋を付けることが主要な目的となっている。

MPLSはVPNの基盤技術となっている。ユーザ毎に論理的に分割されたネットワークを構築することができ、異なるユーザであれば同一IPアドレスを使用することもできる。

MPLS網は、出入口に設置されるLER(Label Edge Router)と、中に配置されるLSR(Label Switching Router)から成る。

LERは入口でパケットにラベルを取り付け、出口でパケットからラベルを取り外す。
LSRはMPLS網でパケットを受け取り、ラベルを見てパケットを転送していく。

posted by へっぽ at 18:36 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャンボ・フレーム

イーサネットで伝送するフレームには、標準規格で定められたサイズがある(最大MTUは1,500byte)。この規格を拡張し、より大きなサイズのフレームを伝送できるようにしたものを、ジャンボ・フレームという。

回線速度が大きい場合、標準サイズのフレームだと小さすぎて効率が悪い。ジャンボ・フレームを利用すると、一度により大きなデータを送信することができ、スループットの向上が見込まれる。

ジャンボ・フレームには標準的な規格が存在せず、どれぐらいのサイズのフレームに対応できるかは、各ベンダの次第である。また、ジャンボ・フレームで通信を行うには、ネットワーク上にある全ての機器が対応していなければならない点も注意が必要である。

posted by へっぽ at 18:07 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RAID

RAIDとはRedundant Arrays of Inexpensive Disksの略。安価なドライブを組み合わせることで冗長性を保つ仕組みのことである。

冗長性を持たせるための仕組みで、0から6までの番号が振られている。

・RAID0
データを「ブロック」と呼ばれる単位に分割し、複数ドライブに交互に書き込む(ストライピング)。冗長性を持たないため、「0」の番号が振られている。HDDアクセスの高速化が目的であり、本来のRAIDとは異なるが、ストライピングは高速化技術の基本であり、多くのRAIDが対応している。

・RAID1
同一データを複数のドライブに書き込む(ミラーリング)ことで、冗長化を確保する。同一データのコピーとなるため、利用できるディスク容量は本来の容量の半分以下となる。

・RAID2
使用されない。
データをbyte単位で分割し、複数ドライブに記録する。またエラー修正用の冗長コードを生成する。データと冗長コードはそれぞれ専用ドライブに書き込む必要がある。

・RAID3
使用されない。
データをbyte単位で分割し、複数ドライブに記録する。またエラー修正用の「パリティ」と呼ばれる冗長コードを生成する。データと冗長コードはそれぞれ専用ドライブに書き込む必要がある。RAID2との違いは、冗長コードにパリティを使用していることで計算速度の面で優れているほか、必要なドライブ数もより少ない。

・RAID4
使用されない。
データを分割し、複数ドライブに記録する。またエラー修正用の「パリティ」と呼ばれる冗長コードを生成する。データと冗長コードはそれぞれ専用ドライブに書き込む必要がある。RAID3との違いは、データ分割の単位がbyteではなく「ブロック」であり、読み書きの効率により優れている。

・RAID5
データを分割し、複数ドライブに記録する。またエラー修正用の「パリティ」と呼ばれる冗長コードを生成する。RAID4との違いは、パリティも複数のドライブに分散して書き込まれることで、速度の面でより優れている。ドライブが1台破損しても稼働し続けることができる。

posted by へっぽ at 08:36 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シン・プロビジョニング

シン・プロビジョニング(Thin Provisioning)とは、ストレージの仮想化技術。ディスク容量を仮想化することで、物理的なディスク容量や、消費電力等も削減することを目的とする。

アプリケーションが使用できるように「見える」容量は「ボリューム」という論理的な姿である。ボリュームが物理ディスクにどのようにマッピングされているかということは、通常意識する必要がないが、一度割り当てられたリソースは効率的に利用されているとは言えず(ある調査によれば30%程度)、ストレージを利用する際には容量不足に悩まされがちとなる。

シン・プロビジョニングは、各ボリュームに割り当てる物理ディスクの容量を、実際に使用しているデータの分だけに初めから限定することで、物理リソースの有効活用を目指している。データが増えた場合は増えた分だけ、物理ディスクの容量がそのボリュームに割り当てられる。使われない物理ディスクは確保しておくことで、後々データが増えたときに速やかに割り振ることができるようにしているのである。

posted by へっぽ at 23:09 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MTU

MTU(Maximum Transmission Unit)とは、ネットワークの伝送機器が一回で伝送できるデータの最大量のことを言う。

例えばイーサネットではフレームの最大長が1,518byteだが、ヘッダとFCSで18byteを使用するので、MTUは1,500byteとなる。

ネットワークには特性に応じて様々なMTUが存在する。
宛先に到達するまでに、パケットを分割せずに一度で送信できるサイズのMTUを、経路MTUと呼んでいる。

posted by へっぽ at 21:30 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IPSec

IPSec(IP Security Protocol)は、アプリケーションの仕様に関係なく、ネットワーク上を通るパケットを、IPのレベルで全て暗号化してしまうことを目的とした技術である。IETFにより標準化されている。

IPSecは、次の3種類のプロトコルで構成されている。

IKE
鍵交換に使用するプロトコル。

ESP
暗号化されたパケットを転送するのに利用するプロトコル。

AH
改竄防止機能と認証機能を行うためのプロトコル。
posted by へっぽ at 17:38 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FCoE

FCoE(Fibre Channel over Ethernet)。主にストレージ・ネットワークに使用されるファイバチャネル(FC)を、イーサネット上で使用するための規格。

FCフレームをイーサネットフレームの中に組み込んで転送する(カプセル化)。FCフレームのデータが2,112byteなのに対し、イーサネットフレームのデータが1,500byteである。このため、標準のデータサイズよりも大きなデータを転送できるように、ジャンボ・フレームをサポートしておく必要がある。

また、FCではデータが途中でロスせずに届くことが保障されている。一方でイーサネットはデータ・ロスが頻繁に発生するため、FCoEではデータ・ロスが発生しないように拡張されたイーサネットが使用されている。

posted by へっぽ at 15:57 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無線LAN標準規格 IEEE 802.11

無線LAN標準規格IEEE 802.11の分類。

IEEE 802.11a
1999年に成立。変調方式はCCK(Complementary Code Key)。
周波数帯:5GHz
最大伝送速度:54Mbps

IEEE 802.11b
1999年に成立。変調方式はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiple)。
周波数帯:2.4GHz
最大伝送速度:11Mbps

IEEE 802.11g
IEEE 802.11b の上位規格として2003年に成立。変調方式はOFDM
周波数帯:2.4GHz
最大伝送速度:54Mbps

IEEE 802.11n
現在主流の通信規格。高速化・安定化の実現のために、MIMO(Multiple Input Multiple Output)およびチャンネルボンディングを採用している。
周波数帯:2.4GHz/5GHz
最大伝送速度:600Mbps

posted by へっぽ at 13:44 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無線LANの暗号化方式

無線LANは通信を簡単にキャッチできるため、パケットの暗号化が施されている。
用いられている暗号化の方式は、下記の3つが有名。

WEP
無線LANの最初期に開発された暗号化方式。RC4と呼ばれる暗号化方式をベースとする。但し多くの脆弱性が発見され、使用すべきでない。現在はWPAに移行すべきとされている。

WPA
WEPの弱点を補強した暗号化方式。暗号鍵を一定時間毎に変更するTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)という暗号化プロトコルを採用している点が特徴。

WPA2
WPAをベースとしつつ、暗号化方式にAESに基いたCCMPを採用している。

posted by へっぽ at 18:40 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CSIRT

CSIRTは Compute Security Incident Response Team の略称で、組織の名称である。コンピュータやインターネットで何らかのセキュリティ上の問題が発生していないかを監視し、対処することを目的とする。

CSIRTはチームや個人など様々な形態をとる。小規模な企業では個人でインシデントに対応していることもあれば、一つの部署として発足しているケースもある。また、日本国内の連合体としては日本シーサート協議会(NCA - Nippon CSIRT Association)がある。

「Incident」の意味するところは、コンピュータセキュリティ上、実害のあるものだけではなく、攻撃の「試み」など、実害のないものも含まれるとされる。

posted by へっぽ at 18:39 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PPP

PPP(Point to Point Protocol)とは、二点間通信を目的とした、標準化された通信プロトコル。データリンク層にあたる。

認証や圧縮のプロトコルに、LCP(Link Control Protocol)およびNCP(Network Control Protocol)という二つのプロトコルを用いている。

電話回線で使用できるようにした方式をダイヤルアップPPP、Ethernetで使用できるようにした方式をPPPoE(PPP over Ethernet)、ATMで使用できるようにした方式をPPPoA(PPP over ATM)と呼ぶ。

posted by へっぽ at 18:38 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マルチホーミング

マルチホーミングとは、複数のISP(Internet Service Provider)に接続し、負荷分散や対障害性の向上を図るための技術である。

一つのISP回線がダウンしても、別のISP回線でパケット通信を継続することで、障害発生時にも継続して通信を行うことができる。
但し、複数のISPにより複数のグローバルアドレス空間が割り当てられるので、ルータでアドレス変換の設定を行う必要がある。また、使用するアプリケーションによっては正常に動作しないことがあるので、事前に動作確認を行う必要がある。

posted by へっぽ at 18:36 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リンクアグリゲーション

リンクアグリゲーションは、複数の物理回線を仮想的に1つの回線と見なし、通信を行う技術である。

リンクアグリゲーションの伝送速度は、束ねた回線の伝送速度の合計となる。例えば100Mbpsの回線2つでリンクアグリゲーションを構成すると、200Mbpsの回線として利用できる。
また、束ねた複数の回線のうち一部に障害が発生しても、残りの回線で通信を継続できる。

リンクアグリゲーションを構成するには、隣接するデバイス同士を、物理回線で直接つなぐ必要がある。

posted by へっぽ at 07:41 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OP25B

OP25BとはOutbound Port 25 Blockingの略称で、迷惑メールの送信を規制することを目的とした技術である。

Port 25 とは、メール送信のSMTPが利用するポートのこと。
インターネットサービスプロバイダ(ISP)が、自社の顧客に対し、自社のメールサーバ以外から送られるメールをブロックするために、OP25Bを用いる。
ISPの顧客が自社のメールサーバを介さず、意図的にないしはウイルス感染等により無意識的に、迷惑メールを送信してしまうことを防ぐための措置である。

迷惑メール業者でなくとも、独自のメールサーバを使用している例はある。このような場合、加入しているISPがOP25Bを始めると、ある日突然メール送信ができなくなるという事態も起こり得る。こういったケースでは、25番以外のポートを使ってメール送信を行うという回避策も用いられている。

posted by へっぽ at 07:34 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

STP

STP(Spanning Tree Protocol)はデータリンク層のプロトコル。スパニングツリープロトコルとカタカナ表記されることも多い。LANスイッチ同士がループ構造に陥ることを防ぐことを目的としたプロトコルである。

ARPなどブロードキャストで送信するプロトコルでは、LANスイッチ同士がループ構造を形成していると、お互いがブロードキャストを送信し合ってしまい、延々とそれが続くことによって、CPUや帯域が圧迫され、容易に通信不能状態に陥ってしまう(ブロードキャストストーム)。

STPを実装することで、LANスイッチ同士がループ構造を形成した場合でも、自律的に一部のポートにおいて転送不可の設定が為されることになり、これによってブロードキャストストームを回避することができる。

転送不可とされたポートであっても、障害発生時は自動的に転送可能な状態となる。このことからSTPは、冗長化に対応したプロトコルとしても有用である(そもそもLANにおけるループ構造は、繋ぎ変えのミスでなければ、冗長構成をとったときに発生する)。

STPの一連の処理はBPDU(Bridge Protocol Data Unit)というプロトコルによって制御されている。

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リバースプロキシ

リバースプロキシとは、Webサーバの代理として、インターネットとWebサーバとの間に置かれるサーバ。
一般的なプロキシサーバはクライアント側に存在し、クライアントの代わりとなる。これに対してリバースプロキシはサーバ側に存在し、サーバの代わりを務めるものである。

リバースプロキシのメリットの一つは、セキュリティの向上である。これは身元を隠すという意味で、プロキシサーバと同じである。

別のメリットとして、Webサーバの負荷を減らす目的がある。
プロキシサーバにはWebページをキャッシュする機能があり、コンテンツの変わらないページであればWebサーバにアクセスさせることなく、リバースプロキシが代わりに応答する。また、リクエストを受け付けたリバースプロキシは複数台のWebサーバにそれを割り振ることができるため、その意味でも負荷分散機能として効果を発揮する。

posted by へっぽ at 09:50 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロキシサーバ

プロキシサーバとは、クライアントがWebサイトへアクセスする際に、中継の役割をするサーバである。
主にセキュリティの向上を目的に、企業等でよく用いられる。

プロキシサーバが無い場合、クライアントはIPヘッダに対し、自分のIPアドレスを「送信元IPアドレス」、アクセスしたいWebサーバのアドレスを「送信先IPアドレス」として、各々セットする。
したがって、IPヘッダの中身を見ると、クライアントのIPアドレスが判明してしまう。

一方、プロキシサーバを使う場合は、クライアントはIPヘッダに対し、自分のIPアドレスを「送信元IPアドレス」、プロキシサーバのIPアドレスを「送信先IPアドレス」として、各々セットする。
次に、そのパケットを受信したプロキシサーバは、自分のIPアドレスを「送信元IPアドレス」、アクセスしたいWebサーバのIPアドレスを「送信先IPアドレス」として、各々セットする。
そうすると、IPヘッダの中身を見ても、送信元IPアドレスにはプロキシサーバのIPアドレスがセットされているため、クライアントの情報はわからない。
プロキシサーバはこのように、内部の情報を外へ出したくない場合に使われる。

但し、プロキシサーバはある意味身元を隠すために使われるので、プロキシ経由をしている場合、閲覧はできても編集はできない、としている掲示板などのサイトもある。

プロキシサーバの匿名化以外の機能としては、アクセスしたページのキャッシュ機能や、アクセスするページのフィルタリング機能もある。
前者はWebサイト閲覧の高速化、後者は有害なサイトをブロックするなどの目的に使われる。

posted by へっぽ at 20:05 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

VRRP

VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、ルータの冗長性をサポートするプロトコル。
アクティブのルータに障害が起こると、スタンバイのルータが引き継いでルーティングを継続するものである。

複数台のルータをグループ化し、そのルータ間において、VRRP Advertimsementという情報を交換する。
VRRP Advertisement には、VRID(Virtual Router ID)や優先度など、冗長性を構成するための情報が入っている。

VRIDが自分と同じルータを同一グループと見なし、そのグループで共通の仮想IPアドレスおよび仮想MACアドレスが設定される。外部端末はそれらの仮想アドレスを使用することになる。

アクティブとなるルータとスタンバイとなるルータは、VRRP Advertisement にセットされた「優先度」によって決定される。

アクティブのルータを「マスタ・ルータ」、スタンバイのルータを「バックアップ・ルータ」と呼ぶ。
マスタ・ルータはバックアップ・ルータに対して一定間隔でVRRP Advertisementを送信し続けており、この送信が止まると、マスタ・ルータに障害が発生したと見なされ、バックアップルータが新しいマスタ・ルータへと切り替わる。


posted by へっぽ at 18:24 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RARP

RARP(Reverse Address Resolution Protocol)はARPとは逆に、MACアドレスからIPアドレスを取得するためのプロトコル。

RARPリクエストを送信されたRARPサーバは、既に登録されているMACアドレスとIPアドレスに基いて返答を返す。
自分のIPアドレスを知らなければ通信できないが、それを保存する記憶装置を持たないというデバイスがあるときに使用する。

但し、RARPサーバはあらかじめ登録されたIPアドレスしか返すことができないことに加えて、RARPがブロードキャストによって送信されるため、ルータを超えた通信をすることができない。
このようにRARPには制限が多いため、DHCPなどの高機能のプロトコルで代替されることが主流となっている。

posted by へっぽ at 17:18 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BGP

BGP(Border Gateway Protocol)は、EGPに属するルーティングプロトコルである。パスベクタ型と呼ばれる。

IGPがAS内のルーティングプロトコルなのに対して、BGPはAS間をつなぐルーティングプロトコルである。
ASにはIANA(Internet Assigned Numbers Authority)が管理している、世界に一つだけのAS番号が振られる。

BGPの経路情報には、目的地に到達するまでに経由したAS番号がリスト化されている(ASパス)。経由するASの数が最も少ない経路を、ベストパスとして採用する。

posted by へっぽ at 20:03 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OSPF

OSPF(Open Shortest Path First)はIGPのルーティングプロトコルの一つ。

経路選択にリンク状態(リンクステート)型と呼ばれる方式を用いる。

隣接するルータ間でネットワークの情報やリンクの状態(LSA - Link-State Advertisement)を交換し、それによって各ルータがデータベース(LSDBコストを計算し、メトリックとして用いる。

OSPFのコスト計算に用いられるアルゴリズムは、ダイクストラ・アルゴリズムと呼ばれる。

posted by へっぽ at 20:02 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RIP

RIP(Routing Information Protocol)は、古くから使われているIGPのルーティングプロトコルである。

経路選択に距離ベクトル(ディスタンスベクタ)型と呼ばれる方式を用いる。

経由する可能性のあるルータの数を「ホップ」という単位で表し、メトリックとして取り扱う。メトリックを比較することにより、パケットが目的地に到達するまでの最短経路を判断している。

RIPには、最大メトリック(ホップ数)は15までという制約がある。

初期のRIPはRIPv1と呼ばれ、通信にブロードキャストを用いていた。
後に拡張されたRIPv2では、マルチキャストを採用しネットワーク負荷を軽減しているほか、サブネット・マスク・フィールドを用いることによって可変長サブネットマスクに対応している。

IPv6で使用できるRIPをRIPng(RIP next generation)という。

RIPはホップ数15という制限や、収束に時間がかかるとされている点から、大規模ネットワークには向かないと言われている。しかし実測値からはそうとも言い切れず、RIPでも大規模ネットワークに対応できるという意見もある。
http://gihyo.jp/admin/serial/01/net_prac_tech/0004

posted by へっぽ at 20:01 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HDLC

HDLC(High-Level Data Link Control)とは、データリンク層で標準化されている通信プロトコル。

任意のビット長の信号が送れるほか、相手からの応答を待たずに連続送信できることや、CRC(Cycle Redundancy Check)による誤り制御といった信頼性も有するなど、多くの利点を持ち合わせている。

HDLCは次のようなフレーム構成を持つ。

■フラグシーケンス・・・8ビット。フレームの先頭を示す。
■アドレス・・・8ビットまたは16ビット。そのフレームを送受信する端末の簡易アドレスを示す。
■コントロール・・・8ビットまたは16ビット。そのフレームの送信順序などの制御情報が書き込まれる。
■情報・・・8の倍数ビット。伝送するデータが書き込まれる。
■FSC(Frame Check Sequence)・・・16ビット。「アドレス」「コントロール」「情報」の誤り制御のためのビットパターンを、CRC方式で格納する。

posted by へっぽ at 19:56 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RSVP

RSVP (Resource reSerVation Protocol) とは、2台のホスト間の通信において、通信の品質を確保するため、伝送帯域を予約することを目的としたIPプロトコルである。

RSVPは、通信の品質保証(QoS - Quality of Service)の一つであるIntServ(Integrated Service)のプロトコルである。
IntServは一つ一つの通信フローを意識するため、トラフィック量が膨大になる実際のネットワークには適さないという意見がある。

これに対して、フローをまとめてグループ化し、グループに対して優先度を付与して、優先度に応じた通信を行うのがDiffServ(Differenciated Service)である。
現在はDiffServの方が広く利用されている。

posted by へっぽ at 22:34 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IGMP

動画などの情報配信にあたっては、ユニキャスト(サーバがルータを介して全てのクライアントに1対1でパケットを伝送するやり方)を用いてしまうと、(特にサーバ - ルータ間で)帯域負荷の原因となり、また拡張性に欠ける。

かといってブロードキャスト(サーバがルータを介して全てのクライアントに1対全てでパケットを伝送するやり方)でパケットを転送すると、受信したくないクライアントにまでパケットが届いてしまい、そのクライアントにとっては無駄な処理負荷がかかる。

そこで登録されたクライアントにだけ情報を配信するマルチキャストが採用される。マルチキャストは1対特定グループの通信で、これら3つの中では最も効率の良い通信手段であると考えられる。

マルチキャストを行うときにはIGMP(Internet Group Management Protocol)という通信プロトコルを用いる。IGMPはマルチキャストに参加するホストのグループを設定するためのものである。

ホストがIGMPを使ってグループへの参加や離脱を表明する一方で、ルータはIGMPを使ってグループの参加状況を把握している。

posted by へっぽ at 22:32 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ルーティングプロトコル

データを目的地まで運ぶための経路制御のことをルーティングという。
ルーティングを行うにあたり、ルーターが経路決定のための情報をやり取りするプロトコルを、ルーティングプロトコルという。

ルーティングプロトコルは、AS(Autonomous System - 自律システム)内で使用するIGP (Interior Gateway Protocol)と、異なるAS間で使用するEGP (Exterior Gateway Protocol)とに分けられる。

IGPとEGPに属するプロトコルを分類すると、次のようなものがある。

IGP
  RIP(Routing Information Protocol)
  OSPF(Open Shortest Path First)
  など
EGP
  BGP(Border Gateway Protocol)

posted by へっぽ at 22:27 | TrackBack(0) | 用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IPv6

IPv6とは、現在主流のIPv4に替わるプロトコルである。

IPv4とIPv6の最もわかりやすい違いは、IPアドレスの長さである。

IPv4アドレスは32ビットであり、232個(=約43億個)のIPアドレスを割り当てることができる。IPv4が開発された当初はこれで十分な数と思われていたが、近年のPCやスマートフォン、周辺機器等の爆発的な普及によって、今やIPアドレスは枯渇しつつある。
IPアドレスが足りない状況を根本的に解決するために現れた施策が、IPv6である。

IPv6アドレスは128ビット、つまり2128個(=3.4×10^38=340澗(かん))ものIPアドレスを割り当てることができる。これは全世界の人類に均等に割り当てても使いきれないほどの数であり、IPアドレスの数の問題は完全に解消すると言われている。

IPv6は、ルータの負荷を減らしてインターネットの高速化を図ること、伝送品質に対する差別化を設定すること、セキュリティを強固にすること等を目的として、IPv4から様々な仕様変更がヘッダに対して行われている。

具体的な内容としては次のようなものがある。

・IPv4に存在したHeader Checksumが廃止されている(チェックサム機能は別に置き換え)。
・IPv4に存在したService Typeフィールド(TOS - Type Of Service と Precedenceフィールド)を廃止し、Traffic Class や Flow Labelフィールドが新設されている。
・IPv4でも実用化されているIPSecの実装が、IPv6では必須となっている。IPSecのメカニズム自体にはIPv4とIPv6とで変化はない。


@IT IPv6のヘッダフォーマット
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0110/05/news002.html

@IT IPv6の拡張機能
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0110/26/news002.html

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